4/24 日記
戦績 6戦(4位3回 5位2回 8位1回)
ビショップ3→ビショップ2
今日は、負け越したが大切なことに気づけたと思う。
ビショップになったが、自分はこのゲームを何も理解していなかった。
このゲームにおいて、重要なのはいかに多くのゴールドを稼ぐことができるかだ。
昨日の日記で、引きが弱くゴールドも周りより稼げていなかったが勝てた。みたいなことを書いていた。
「ゴールドを周りより稼げなかったが勝てた。」
これはたまたま勝っただけだ。
このゲームで重要なのは、何よりもゴールドの運用だ。
これまで、負けからスタートした試合では、利子を投げ捨ててでもレベルを上げ、ガチャを回し、周りのプレイヤーに追いつくことで、HPを保つ。
自分は徹底して、この戦術を取っていた。この戦術を取ることで勝ってしまっていたのだ。
今日、4日ぶり16試合ぶりに8位を取った。
この試合でも、自分はこれまで取ってきた戦術を取り、当然8位になることは無いと思っていた。だが、結果は違った。
確かに、レベルとガチャにゴールドを使うことで、自軍は強化されていた。強化されることで、勝利できるタイミングが訪れる。と思っていた。
しかし、そのタイミングは自分のHPが0になるまで、訪れることはなかった。
試合直後、自分は運が悪く負けてしまった。と考えていた。だが、運だけで片付けられない何かがあるのでは、とも考えた。
まず、なぜ自軍の戦力が増強されても勝てなかったのか。今までこんなことは起こらなかったので、考えたこともなかった。
自分が強くなっても、彼我の戦力差が埋まらなかった理由。
それは、すぐに思い当たった。
自軍が強くなるのと同じように、相手も強くなっているのだ。連勝ボーナスを持っているプレイヤーが連勝ボーナスを途切れさせない様にゴールドを使い、戦力を強化する。
それは、自分が普段勝っている時に行っている戦術、そのものだった。
「利子を捨てて、強化する。」
行っていることは、同じだが、そこには大きな違いがあった。
まず、彼我の戦力には最初から差がある。その状態で、強いプレイヤーと弱いプレイヤーがユニットを同じように強化しても、戦力差が埋まることは無いのだ。
何とか追い付こうと、ゴールドを使い食らいついても勝てない。勝てない。勝てない。
自分がHPを削り、利子を捨てて必死でガチャを回している間に、上位プレイヤーは負けないラインを見極め、HPをキープしながら、利子収入を得る。
これでは、ゴールド差が広がり続け、逆転できるタイミングが訪れることはない。
自分がこれまで行ってきた戦術は、リードの広げ方を理解しているプレイヤーが存在するレートでは全く通用しなかった。
強者には強者の、弱者には弱者の戦術が存在するのだ。
クイーンプレイヤーには、序盤振るわず負けスタートをした際に、ユニットを最低限しか購入せず、あえて連敗していく戦術が存在することは知っていた。
弱者の特権「連敗ボーナス」を活用し、いち早く50Gに到達し、利子を受け取り逆転の機会を伺う。
この戦術こそが、まさに弱者の戦術であり、負けながらもゴールドを最大限入手する手段なのだ。
対して、自分が行なっていたことはどうだろう。
利子を捨て、ユニットを強化し、上位陣には負け、中位のプレイヤーには勝ってしまう。
利子も少なく、弱者の特権である連敗ボーナスすらも投げ捨てていた。
これからは、目先の勝利よりも最終的にゴールドを最大限入手することを意識しなければならない。
今までこんなことに気づけなかったのは驚きだが、あえて連敗していく戦術が存在する理由を身を持って体験できたと思う。